スティーブ・ジョブズのメンターのお話

ジョブズ

アップルのスティーブ・ジョブズのメンターについてお話しました。

ジョブズのメンターは日本人のお坊さんでした。

なぜ日本人のお坊さんをメンターに選んだのかを

欲求5段階で有名なマズローの晩年の理論「自己超越者」にからめて

解説しました。

 

 

「私のメンターが・・・」

「メンター」って言葉を聞いたことありますか?

人生の指導者という意味です。

 

 

元々はオデュセイアのメントールという登場人物から由来するそうです。

 

よく若手経営者や、ビジネスマンが

「誰々が私のメンターです」とか

言っているのを聴いたことありと思います。

 

まあ、アメリカの自己啓発ビジネスの流れで

日本に輸入されたものだと思います。

 

 

確かに、ジョブズにもメンターがいました。

それも日本人です。そのお話は後でします。

 

 

僕は、「メンター」という言葉を聞くと

「気持ち悪い」と反応する人間です。

 

 

「師匠です」「先生です」というのはわかるのですが、

「彼は私のメンターです」と言われると、

「いやいや、コテコテのアジア人の顔して、メンターってなんやねん」

とエセ関西弁で突っ込みたくなります。

 

 

というわけで、メンターに関する誤解をお話します。

 

また、本当のメンターとは何か? も解説します。

 

 

まず、メンターがいなくても、人間は成功します。

 

「メンターに指導されることが、成功への近道」

と思っている人は、メンターのほんとうの意味を誤解しています。

 

よく「大金持ちになる方法」的な本に、

「メンターに出会えて、大金持ちになりました」

と書かれていることがあります。

 

 

この場合のメンターは、本来の意味のメンターではないですね。

よくある誤解を3つ挙げます。

 

私の才能を開花させて、有名にしてくれて

一流なるようにに育ててくれた

という存在が、メンターならば、

芸能事務所の社長はみんなメンターです。

 

16歳くらいの女の子を公私ともに世話して

売れっ子アイドルにできる、やりての芸能プロ社長は

メンターといえるでしょう。

 

芸能界という特殊な世界で生きるために、

心構えを教えてくれたメンターです。

 

 

あるいは

「ウォーレン・バフェットのような投資家のメンターがいて

彼の教えを受けたら、株式投資で大成功して

大金持ちになった。」

この場合のメンターとは、金融業界という特殊な世界で生きるための

心構えを教えてくれたメンターです。

 

 

ある政党の派閥の大物政治家に憧れて、

政治の世界に入ることになり、

政治のイロハを手ほどきしてもらい、

おかげさまで議員秘書から議員になれました。

これは日本の政界という特殊な世界で

生きるための心構えをおしえてくれたメンターです。

 

 

以上3つも例えをくどく挙げましたが、

実は、ここにおきな誤解があります。

 

自分が生きている特殊な世界のイロハを導いてくれているのが、

本来の意味では、メンターではありません。

 

 

それは大きな誤解です。

 

芸能事務所の社長や、投資家の先輩、派閥の領袖がメンターではないです。

 

特殊な世界での生き方を教えてくれるような

せまい知識を授けてくれるのがメンターではありません。

 

このレベルで、メンターという言葉が

流行っているから、「気持ち悪いのです」

 

だから、

「やべ、おれメンターいないから、成功できない」

と焦って、

たいして面識もない人に、

「よかったら、僕のメンターになって下さい かしこ」

みたいな、迷惑な手紙を送ってしまう若者が増えます。

 

特殊な業界の心構えを説いて

成功に導いてくれるだけがメンターではありません。

 

それだと、先行者利益に絡んだインサイダーの情報を教えているだけです。

 

インサーダー情報教えて、成功の手助けして

お金持ちの仲間入りさせてくれる人がメンターだと思って

金持ちや、成功している経営者にメンターになってくれと

頼むのは、間違っています。

 

その場合のメンターは、マルチ商法のグループリーダーやら

ねずみ講の親ネズミくらいの意味でしかないです。

 

大半の人たちは、それをメンターだと勘違いしています、

 

インサイダーになれば、だれだって成功します。

夢のない話ですが、特殊な世界での成功のからくりは、

ほとんどがインサイダーです。

 

だいたいの成功者は、本人が意図しているかどうかは別として、

親分子分の利害関係にがんじがらめにされて

成功への切符を手にします。

 

本来のメンターは、利害関係の絡まない人です。

 

では、本来のメンターとはなんでしょう?

 

ビリオネアは、お抱えの霊能者や占い師がいるといいますが、

こちらのほうが、メンターの本来の意味には近いです。

 

目に見えないものの重要性を教えて、

世界観を変えてくれる人がメンターです。

目に見えるもの以外のものを、

しっかり言葉で説明して、

あなたが、この世界に「ある」ということの

意味に気づかせてくれる。

 

これが本来のメンターです。

 

 

これは、欲求5段階説の上にマズローが見つけた

6段階目にいる

自己超越欲求を満たした人にしかできないことです。

 

メンターは、自己超越者です。

 

「社会活動家、宗教家、哲学者」が、

この自己超越に入る場合が多いといいますが、

こういう人は、以下の条件に当てはまり

自己超越しているとマズローは指摘します。

 

1.「在ること」(Being)の世界について、よく知っている

2.「在ること」(Being)のレベルにおいて生きている

3.統合された意識を持つ

4.落ち着いていて、瞑想的な認知をする

5.深い洞察を得た経験が、今までにある

6.他者の不幸に罪悪感を抱く

7.創造的である

8.謙虚である

9.聡明である

10.多視点的な思考ができる

11.外見は普通である(very normal on the outside)

 

wikiには、自己超越者の条件が上記のように書いてあります。

 

何書いてあるかわからないですよね。

 

実際どういう人が、この条件に当てはまっているかみないと

何が書いてあるのかすら、わからないと思います。

 

さて、スティーブ・ジョブズのメンターである

乙川弘文さんという方は、曹洞宗のお坊さんです。

曹洞宗というのは、禅宗ですね。

 

ジョブズは、禅に興味があって、乙川さんに禅を学んでいたそうです。

この人が自己超越している人です。

だから、ジョブズは彼をメンターとしたのです。

 

彼のビジネスに関係してたかといえば、関係していないですが

後にiPhoneとなるような製品の開発は、

メンターの教えから得たヒントが大きいでしょう。

 

経営管理のために、ペプシから引き抜いたスカリーに

追い出されたジョブズは、生きる意味を問い直しました。

 

あの有名なスピーチで、ジョブズは、

アップルから追い出された体験を

「時に人生は、レンガで頭を殴る」と表現しています。

間違っていれば、警策ではなくレンガで殴られるのが

人生です。

 

間違っている限り、ずっと殴られ続けます。

犬を殴ると、「なんで?」って顔しますよね。

ああいう顔しても、神は、間違った人間を殴り続けます。

 

気づくまで、レンガで殴られ続けるのです。

 

禅を通してジョブズは、世界を超越した視点を学んだのかもしれません。

 

その経験が、誰も成し得なかった新しいビジネスへの原動力になった

ということです。

 

世界観を変える人が、メンターの本来の意味です。

 

特殊な世界にどっぷり使っている人が

世界観を変えるのは不可能です。

 

世界観を変える人は、一度自己超越しなければいけません。

 

それは、神秘体験とか至高体験とかではないです。

 

臨死体験は、世界観を変えますが、

あちらの世界にいたまま帰ってこない人は、

自己超越者ではありません。

 

自己超越者は、あの世とこの世を同時に生きている人です。

自己超越者の条件である「統合された意識」とは、そういう意味です。

 

その反対は「統合失調」「精神分裂」です。

 

 

この世に存在していることの意味を知るには、

この世を一度はなれないといけません。

究極的に離れることは、「死」でしょうが、

宗教や哲学は、「死」について考えることです。

 

 

芸能界や、金融界、およそなんとか界で成功する知識を

与えてくれる人がメンターなわけはないです。

それはインサイダーです。

 

どこをどう押せば、お金が生まれるか、

有名になれるか知っている人です。

 

インサイダーとしての特殊な世界での成功の条件を教えてくれるだけです。

 

 

確かに、この世の中は、実力や才能だけで成功できるわけではありません。

 

ジョブズのように、自分が創業した会社から追放されるのです。

成功したとしても、転落が待っています。

 

 

メンターに成功哲学を指導してもらうには、

自分もインサイダーにならないといけないとしたら・・・。

 

人によっては、それは暴力団に所属することかもしれません。

新興宗教に入信することかもしれません。

入ってしまったら、入った以上は

勝手に出てはいけないわけです。

 

一度踏み込んだ業界を、親分に忠誠を誓って

生き抜かないといけません。

 

カタギに戻るときは小指を詰めることになるでしょう。

脱会できないように財産を予め没収されるかもしれません。

 

 

「メンターに指導されることが、成功への近道」

と思っている人の多くは、

このような抜けられない罠にはまることになります。

 

それは、けものみちです。

インサイダーになるということは、抜けられないということです。

 

メンターは、世界の外にいてこの世を見ることが出来る人です。

他視点的な思考ができるというのは、

世界観はいつでも変えられるし、作り出せることを知っているのです。

 

特殊な業界の「けものみち」を案内するのが、メンターではありません。

 

メンターは、教え子との間に、利害関係がありません。

 

だから、メンターは自己超越者でないといけないのです。

 

自己超越している人というのは、ほとんどいません。

11の条件に当てはまる人が、どんなひとか想像もつかないと思います。

 

そういう人にあうのは、まれです。

 

「外見は普通」なので、見つけるのは難しいです。

 

これがどういうことか

よく考えたうえで「メンター」を探して下さい。

 

小金持ちになる程度の成功ならメンターは不要です。

 

本当のメンターにあったら、山にこもるとか、世捨て人になるとか

そのぐらいのインパクトがあると思います。

世界観が変わるのですから。

 

禅を学ぶことが成功の秘訣でもないです。

誰から学ぶかが重要です。

 

そういう意味で、

モーゼも、お釈迦様も、イエス・キリストも偉大なメンターです。

 

(了)

 

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