親の期待に押しつぶされる人生

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「親に期待されないで育った子が、一番、親孝行だ。」

というアノマリー(なぜかそうなる法則)があるそうです。

 

なにをやっても、どんくさくて、器量も「・・・」だったような

末っ子の女の子いるとします。

その子が、何の期待もされず、

地味に、いつの間にか

大人になります。

 

しかしそんな子が、なぜか、

一番しっかり、年老いた親の面倒をみるのです。

 

 

それも、子どもにまともな愛情を与えられないような、

あるいは、

長男長女を、歪んだ愛情でダメにしてしまったような、

しょうもない『毒親(ダメな親)』の面倒を、最後の最後には、みてくれる。

 

そんな、不思議な人生の巡り合わせというか、皮肉があるのです。

 

逆に、素直で、なんでも器用にこなして、すくすく育った子どもが、

(それも、長男長女に多い)

ある日突然、「親のせいで人生が台無しだ!」と激怒して

死ぬまで親に仕返しするためだけに

生きるケースもあります。

 

親の期待によって、押しつぶされてしまう子どもがいるのです。

 

いつ押しつぶされたがわかるかというと、

20代になって、期待によって押しつぶされていたことが発覚する事があります。

 

ある朝目覚めたら、虫になっていたという

サラリーマンの不条理を描いた『変身』という小説があります。

フランツ・カフカという小説家が書いた作品です。

彼の作品に

『掟の門』という短編小説があります。

 

 

『掟の門』のあらすじを、簡単に紹介します。

 

ある田舎の男が、「掟の門」と呼ばれる門を通ろうとして

門番の許可を待ちます。偉そうな門番です。

権力を傘にきた嫌な奴です。

 

田舎の男が、いくら懇願しても、

門番は門の通過を許可してくれません。

 

しかたないので、田舎の男は、門番の許可を待ちます。

 

すっと待つのです。

 

しかし、いくら待っても、門番は許可を与えません。

 

門は開いたままです。

 

ずるをすれば、門番を出し抜いて、

通ることもできたはずです。

 

しかし田舎の男はマジメなので、門番の許可をひたすら待ちます。

 

永い歳月待つと、田舎の男は、性格が少しずつ屈折します。

それでも、門は、いつも開いたままなのです。

 

勝手に通ることもできそうなのは、田舎の男も知っています。

 

だけども、「掟(おきて)」のせいで通れないのです。

 

田舎の男は、とうとう門の前で、死の時を迎えます。

 

 

最後に、田舎も男は息も絶え絶えに、門番に質問します。

「なぜ私以外に、誰もこの門を通ろうとしないのか?」と

門番は、答えます。

 

 

「この門は、おまえ独りのためにあった。だから誰も通らない」と。

 

とうとう、田舎の男は死んでしまいます。

そんな話です。

 

私は最初読んだときに

この『掟の門』という話がなにを意味しているのか

よくわからなかったのですが。

 

この歳になって、

門番を、「親」

田舎の男を、「子ども」

掟を、「親の期待」

 

と考えると、腑に落ちると気がつきました。

 

どういうことかというと、

子どもの将来への門はいつでも開かれています。

 

しかし、「親の期待」という「掟(おきて)」のせいで、

子どもは、目の前の門を、くぐろうとしません。

 

くぐりたいと思っても、心にストップがかかるのです。

 

親の目が気になって、自分勝手に門をくぐれないのです。

 

「親の期待」が、ストップをかけるのです。

 

そうやって、門の前で、親に見張られたまま、年老いていきます。

 

様々な選択肢があったのに、親の掟に従って

あらゆる可能性を自ら閉じて生きるのです。

 

自ら掟に縛られることを選ぶのです。

 

だから、門の前で立ちすくむのです。

 

それが、自分だけの門だったと気がつくのは、

とりかえしのつかない状態になってからです。

 

親の掟を守ったせいで、人生を台無しにしたと気がついて、

気がついたときは、もう自分の人生が台無しだと喚くのです。

 

こうした悲劇が、実はありふれたものであることが恐ろしいのです。

 

期待されなかった子どもは、さっさと自分の門をくぐって、

親の目の届かない世界に行ってしまいます。

 

門番の語る掟(おきて)も、馬耳東風。

 

どこ吹く風です。

 

そして幸せになって帰ってきて、

まだ、自分の門の番をしている

しょうもない親の最後の面倒を見るそうです。

 

そんな話を、音声で話しました。

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