コラム 「猫ではなく人間の女の子としてのキティちゃん」

以前、サンリオからキティちゃんが猫ではなくて、人間の女の子だという

公式表明があった。

 

多くの人が、キティちゃんを猫のキャラクターだと思っていたが、

実際は、そうではなかったのである。

 

もしかしたら、猫であるか人間であるかを、厳しく問われる事情があって

キティちゃんは、人間の女の子になったのではないだろうか?

 

ミッキーマウスは、ネズミである。

ドラえもんはネコ型ロボットである

スヌーピーは犬である。

 

しかし、キティちゃんは人間の女の子である。

 

以前にミッキーマウスは、サウジアラビアのイスラム法学者によって

悪魔の使いという見解を出され、話題になった。

 

そして、ピカチュウは、多くのイスラム教の国々で禁止されてしまっている。

 

キティちゃんは、人間なので、今のところおとがめなしである。

旧約聖書で、神は、預言者にモーゼに

「偶像を作ってはならない」と戒めた。

 

これは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教に共通する戒めである。

しかし、キティちゃんは、人間の女の子なので偶像ではない。

世界で愛されるためには、キティちゃんは人間でなければならない。

 

もし仮に、キティちゃんが猫だったら、それを認められない世界があるのだ。

イスラム教圏では、偶像崇拝が禁止されているので、

キャラクタービジネスにも厳しい制約がかかる。

 

預言者ムハンマドは、猫がとても好きだったそうだ。

ある日、ムハンマドが外出しようとすると、

着ようと思っていた服の上で猫が眠っていたので

猫を起こすことを忍びなく思い、服の袖を切り落とし

片袖のない服で外出したという。

 

それほど、猫を愛するイスラム教の預言者ムハンマドも、キティちゃんが

猫であると、偶像崇拝になってしまうおそれがある。

なので、サンリオは、キティちゃんを人間の女の子だと公式に表明したのかもしれない。

一神教の神との関係において、現実の猫と、偶像の猫は

厳密に分けなければならないという問題が存在する。

その面倒な問題を、乗り越えたおかげで、人間の女の子としての

キティちゃんはイスラム教圏でも広くあまねく愛されているのかもしれない。

(以上、私の勝手な憶測です。)

コメントを残す