コラム 『トラブル110番 無意識の善意』

大雪が降ったある朝のこと、私は、勤めていた会社の雪かきをしていた。

おおかた終わったので、後輩の車に50センチ以上雪が積もっているのを

なにげなく、プラスチックのスコップでおろそうとしたら

一緒に雪かきしていた同僚から、きつくとめられた。

「車にキズがつくからスコップで下ろすのはありえない、かわいそう」

とのことだった。

 

ショックであった。

 

同僚の忠告通り、後輩は愛車に積もった雪を

1時間以上も暖気運転して丁寧に溶かしていた。

 

私は車に関心がないから、雪下ろしによって

車のキズがつく可能性への配慮がなかったのだが

10年落ちの国産車にのっている後輩が、

そこまで自分の車のキズに神経質なのは驚きだった。

 

なぜか腹立たしい一方で、余計なことをしなくてよかったと、冷や汗をかいた。

無意識の善意が、余計なお世話になることがある。

 

人は誰しも、無意識にやっている言動がある。

 

 

その無意識が、他人から指摘されて、無知や、無分別だと気づかされると

顔から火が出るほど恥ずかしいし、腹立たしいものである。

特に、善意でやったことが、相手の気にさわって

トラブルになると、深刻である。

 

ヘタしたら裁判沙汰になってしまう。

 

そうなると、腹立たしさも倍増だ。

 

セクハラ、モラハラのトラブルも、

無意識の言動で、相手を深刻に傷つけているケースがほとんどだろう。

自分が無意識でやっていることが、相手に迷惑や不愉快でないか

よく考えないと、大きな誤解を生んでしまう。

 

「そんなつもりはなかった。」

「知らなかった」といってみても、後の祭りだ。

 

相手に一方的な善意を押し付けない。

 

よかれと思った善意が裏目に出るケースあるから、

善意が、相手にとってほんとにメリットになるのか

確認しながら行動する。

 

確認できなければ自重する。

 

『無意識を意識化する。』

 

これが唯一の予防策である。

無意識の言動が、他人だけでなく、

自分をも傷つける可能性があることを肝に銘じたい。

 

 

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