コラム 『ニセ番長 二千円の焼肉弁当で逆転ホームラン』

二千円の焼肉弁当。これは、覚醒剤で捕まり保釈された清原が張り込んでいる報道陣に差し入れたものだ。

この弁当のもつ意味は恐ろしい。あなたが報道陣だったらこの弁当を食べるだろうか? 妻と子どもの3人暮らし。30代後半でフリーの事件記者。仕事も減ってきて収入も心もとない。昼食代もなるべく節約したい。マスコミの下請けで清原の張り込みを頼まれ、あまり引き受けたくない仕事だが、寒空のした何十時間も待っていたとする。そこに、この豪華焼肉弁当が登場。しばらく美味しいもの食べてなかったら、食べたくなるかもしれない。なぜ、差し入れが、コンビニおにぎりと「お~いお茶」ではないのか? ここに危険な罠がある。清原容疑者が報道陣をねぎらうためだとしたら、これは彼の刺青やピアスと同じ目論見がある。彼は、潜在的な力を誇示しているのだ。要するに、清原は、これからも番長を演じたいのだ。庶民に二千円の焼肉弁当を食べる機会はほぼない。現場でおなかすいていて、この弁当を手に取れば、食べたくなって仕事どころではない。しかし、食べた報道陣は言い訳しないといけなくなる。ヤク中に同情されるみじめな人間だと認めることになる。これが政治用語でいう『毒まんじゅう』というやつだ。食べれば、清原の自己欺瞞に加担することになる。差し入れの焼肉弁当を食べた時点で、『やましさ』を抱えることになる。しかし清原は「気にせんでええよ」と食べた者を寛大にゆるすだろう。真意は「せやかて、人間は弱いやん、なっ!」というところだ。覚醒剤と焼肉弁当。欲にかられれば人は進んで卑劣になる弱い生き物だ。食べれば、自尊心に深く棘(とげ)がささるが、実は、その棘は深く刺さりすぎて痛くも痒くもない。保釈されたのりぴーが『マカロン』でも差し入れてくれたら女性の皆さんうれピーの? 覚醒剤は周囲の人間までを自己欺瞞に巻き込む。彼は今もなおバッターボックスで4番番長清原を詐称し続ける。私だったら… 怒りながら食べて『お腹いっぱい』と半分残す自己欺瞞でごちそうさま。

 

 (終わり)

 

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