コラム 「罪と罰 ポルフィーリ」

「あなたは老婆を殺しただけだから、まだよかった。

もし別な理論でも考えだしていたら、

下手をすると、まだまだ千万倍も醜悪なことをしでかしていたかもしれません!

これでも、神に感謝しなきゃいけないのかもしれませんよ」

 

金貸し老婆の殺人事件を調査していた予審判事ポルフィーリは、

彼が真犯人と確信しているラスコーリニコフにこう語り、自首を促す。

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雑記

コラム 「社会正義の花咲く場所」

『この20年間、全世界で所得が上がったのは、2つのグループしかない。

1%の富裕層と、あとは、中国人である。』

 

と外国の金融コラムで読んで驚いた。

 

日本にも、一億総中流とよばれた時代が、セピア色の思い出になり

15歳以下の6人に1人が貧困だという厳しい現実が目の前にある。

 

『ミドルクラスの崩壊』は世界中の先進諸国で起こっている。

格差社会は、日本一国だけではなく世界の構造的な問題である。

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コラム 「罪と罰 カテリーナ」

ソーニャの継母であるカテリーナは、とにかく潔癖症である。

パンの耳すら買えない極貧生活の中でも、毎日の洗濯を欠かさない。

潔癖であることが、彼女の最後の自尊心であるかのようである。

 

結核を患っているので、からだじゅう振り絞って咳き込み

青白い顔に、赤い斑点が浮かび上がる。

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コラム 『体力の限界とメンタル・タフネス』

連休中、友人とテニスをした。

1セット目は6-3でとった。
2セット目、相手の調子が良くなってゲームは1-3になった。

ここまで、試合を有利に進めてきたが、ついに、私もバテててきた。
テニスは、面白いスポーツで、自分と対戦相手の調子の波が入れ替わりながら進む。
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コラム 『真面目とユーモア』

『真面目とユーモア』

ロシアの文豪ドストエフスキーに『罪と罰』という小説がある。
ラスコーリニコフという貧乏な青年が主人公だ。

彼は、貧困から売春で一家の生計を立てる少女を気の毒に思い、
なけなしのお金を与えてしまうほどやさしい。
腹をすかせながら、腐りきったロシアの社会を救済しよう真面目に考えた。
やさしくて真面目な男である。

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コラム 『得体のしれないもの 来襲』

映画監督スピルバーグの作品は、

『何か得体のしれないもの』に襲われる話が多い。

 

車に追われる。凶暴なサメに襲われる。宇宙人に襲われる。

娯楽の巨匠の作品は、いつも得体のしれない何者かの来襲を描いている。

 

日本のマンガやアニメにも「正体不明のものに急に襲われる」というジャンルがある。
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コラム 『自分探し』

『自分探し』

直接的な人間というものは、自分自身を知っていない、
彼は自己自身を全く上着だけで知っているにすぎない。
自分のもっている自己というものをただ外面性だけで認識しているのである。

(キルケゴール 『死に至る病』より)

本当の自分を探して、放浪の旅にでる。習い事に励む。自己啓発にハマる。

今のままの自分から抜け出したくて、『自分探し』をしている。
(いい年して、『自分探し』を続けている人、あなたの身近にいませんか?)

しかし、キルケゴールは、見抜いていた。

『自分探し』が好きな人は、

自分の人格を、リカちゃん人形のように着せ替えできるものだと勘違いしている。

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